エストロゲンとは女性ホルモンのひとつで、卵胞ホルモンと呼ばれています。
女性ホルモンを安定させることは女性の美容と健康を維持させることにつながります。

エストロゲンの分泌の仕組み
脳の視床下部から脳の下垂体を刺激するホルモンが分泌されると、下垂体が反応して卵胞刺激ホルモンを分泌します。すると、それに卵巣が反応し、卵巣の中で眠っている原始卵胞のうちの15~20個が成長を始め、卵胞の成長が進むにつれて、発育した卵胞からエストロゲンが分泌されます。
エストロゲンの働き
・女性らしい丸みをおびた身体をつくる
・受精卵の着床を助けるために子宮内膜を厚くする
・骨の形成を促し、血管収縮を抑制する etc...
妊娠や出産だけでなく、女性らしさを高めてくれるホルモンとして、肌や紙質をよくしてくれる
女性ホルモンは生涯でティースプーン一杯分しか分泌されないと言われています。
加齢とともに卵巣機能が低下し、様々な身体の機能がうまく働かなくなり、心身の不調を感じてしまいます。
エストロゲンの分泌量
生理の終わりから徐々にエストロゲンの分泌量が増えていき、排卵直前にピークを迎えます。
排卵が過ぎるとエストロゲンが急激に減少しますが、もう一つのプロゲステロンの分泌に伴い量が増えていきます。
その後、整理が始まる少し前にまた減少し整理が終わると徐々に分泌量が増えていく。
このようなサイクルを繰り返します。
排卵が起きたあと、女性の身体では妊娠の準備のために子宮内膜を十分な厚みにする必要があります。エストロゲンの子宮内膜を厚くする作用で、排卵のタイミングには受精卵が着床できるように排卵前から子宮を整えています。
受精卵が着床し妊娠が成功すると、エストロゲンの分泌量は徐々に増え、出産まで増え続けます。
この時に妊娠を維持させるために子宮に流れる血液の量を増やしたり、乳管を発達させて母乳を作る準備を整えます。
その後出産すると、胎内で赤ちゃんを育てる必要がなくなり、エストロゲンの分泌が急減します。エストロゲンの分泌が減ると体内のホルモンバランスが乱れ、産後うつや肌荒れなどが見られることもあります。
エストロゲンの過剰摂取は副作用が!?
エストロゲンをホルモン剤やサプリメントで過剰に摂取してしまうと副作用が出る可能性があります。
さらに、エストロゲンを長期間投与し続けると、子宮内膜が増殖し続け、子宮体癌のリスクが高まります。
エストロゲンの減少で更年期障害が
女性ホルモンは、思春期委分泌が盛んになりますが、45歳前後から分泌が減少します。その理由としては卵巣内の卵胞の数が減少していくために起こります。
卵胞の成長に伴って分泌されるエストロゲンは卵胞が少なくなることで分泌が減少していきます。
脳の視床下部は変わらず下垂体を刺激してエストロゲンの分泌を促すが、卵巣の機能低下によってそれにこたえることが難しくなる。そのため、視床下部が混乱して自律神経を乱し、更年期障害の症状が見られるようになります。
・動機やのぼせ
・頭痛、肩こり
・イライラ
・憂うつ感
・手足の冷え etc...
エストロゲンが正常に分泌されなくなると、生理がある場合生理不順や排卵障害を引き起こして不妊につながり、分泌が減少すると、更年期以降は骨粗しょう症や動脈硬化などの病気にかかりやすくなります。
いまは大丈夫ではなく、これからのエストロゲンの分泌が減少する時期を見据え、生活習慣やケアを心がけましょう。